音楽で新しいムーブメントを生み出したい方必見!コロナ禍で空いた大箱を利用し、ナイトクラブ復活のチャンス!
今回はナイトクラブの魅力と開業時のチェックポイントのご紹介です。
ナイトクラブを経営する魅力や、ナイトクラブを開業する時の注意点、ナイトクラブの経営を成功させるポイントを紹介します。
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ナイトクラブには大きく2種類あります。
① 【踊るクラブ】:DJ系のクラブ ←今回はコチラのご紹介
② 【接待を伴うクラブ】:高級クラブ・ラウンジなど
⇒ 「接待を伴うナイトクラブ・ラウンジの魅力と開業のチェックポイント」の記事を見る
※キャバクラ・ホストクラブも接待を伴うクラブです
⇒ 「キャバクラの魅力と開業・経営のチェックポイント」の記事を見る
ナイトクラブとは?
ナイトクラブとは、音楽に合わせながらダンスやお酒を楽しむ場所です。
「ディスコ」はご存知の方も多いのではないでしょうか?
日本には50年以上前から「ディスコ」と言う名の飲んで踊れる場所がありました。
欧米の音楽文化の影響により、多数の客が集まって、DJがかける音楽に合わせて踊ったりするディスコの形態が、90年代前後のバブル期から徐々に「クラブ」と呼ばれるようになってきました。
ナイトクラブの魅力とは?
ナイトクラブには、そこでしか体感できないたくさんの魅力があります。
- 好きな音楽を大音量で楽しめる
- 出会いのチャンスが多い
- とにかく盛り上がれて楽しい
- お酒を飲みながら踊れる
- 日頃のストレスを発散できる
- クラブファッションを楽しめる
ナイトクラブの魅力は非日常感にあるのかもしれませんね。
ナイトクラブを開業のする際の注意ポイント
・特定遊興飲食店営業の許可が必要
ナイトクラブを経営する場合、特定遊興飲食営業の構造要件を満たさなければねりません。
深夜午前0時以降にお客様に遊興させ、お酒を提供するナイトクラブは特定遊興飲食店営業となります。
特定遊興飲食店営業の条件は以下の通りです。
- 深夜(午前0時から午前6時まで)に営業すること
- お客様に遊興をさせること
- お客様にお酒を提供すること
- 設備を設けていること
下記のサイトで詳しくご紹介していますので、是非チェックしてください。
⇒ 「ナイトクラブやライブハウスをはじめるなら~特定遊興飲食店営業の許可要件について」記事を見る
ナイトビジネス専門行政書士法人 ARUTOさまコラムより
・設備投資にお金がかかる
ナイトクラブを経営する場合、設備投資にお金がかかることに注意しましょう。
ナイトクラブには、DJブースや防音設計、音響に内装、照明などの設備にもお金がかかります。
ですが、ナイトクラブの魅力の一つは「好きな音楽を大音量で楽しめる」点です。
音響設備はナイトクラブの肝になる部分なので妥協せずに選ぶほうがよいかもしれませんね。
クラブの規模にもよりますが、ロッカー(荷物やアウターを入れる)とそのスペースが必要になります。
物件や内装費用を抑えたいなら、以前にクラブ経営やライブハウスをしていた居抜き物件を狙うと良いでしょう。
・近隣への騒音対策が必要である
ナイトクラブを経営する場合、近隣への騒音対策にも注意しましょう。
人の出入りも多く、騒音や振動の問題もあるため、より一層周囲への配慮が必要です。
大音量がでるDJブースと出入り口をできるだけ離したり、二重扉にして音漏れを防ぐなど、設計の段階での防音配慮ができるようにしておきましょう。
・営業できるエリアが限られる
特定遊興飲食店営業は、定められた場所で営業を行うようにしなければなりません。
各都道府県において営業所設置許容地域が告示されており、そのエリア内に店舗を構える必要があります。
各都道府県の条例を必ず確認しましょう。
ナイトクラブ経営を成功させるポイント
・競合ナイトクラブとの差別化を考える
前述の通り、ナイトクラブは営業できるエリアが限られます。
そのため、同じエリアに競合ナイトクラブが集中する状況になります。
<ポイント>
以下の内容を事前に調べましょう。
・競合ナイトクラブの特徴
・音楽のジャンル
・年齢層
そして、どんな人にターゲットを絞って集客するのかを考え、自身のナイトクラブのオリジナルな特徴を打ち出しましょう。
・運転資金を確保しておく
ナイトクラブの経営をはじめてから、すぐに売り上げがでることはなかなか難しいことです。
多くの場合、安定的な売上が上がるまでには、数ヶ月かかります。
その場合、最低3ヶ月程度は売上がなくても、ランニング費用が支払える資金「運転資金」を確保しておきましょう。
ナイトクラブの規模や家賃にもよりますので、自身の場合はどれぐらいの運転資金が必要になりそうか、事前に確認しておきましょう。
・自身のナイトクラブの特長や魅力を打ち出す
ナイトクラブに訪れる人は、音楽や非日常の刺激、楽しみを目的にしています。
そのようなお客様のニーズに応えることだけではなく、想像を超えるアイディアを打ち出していきましょう。
また、今までナイトクラブに来なかった層の人を取り込むことができれば、新しい市場が開拓できます。
是非固定概念にとらわれず、新しい可能性を考えていきましょう。
今回のまとめ
ナイトクラブとは、音楽に合わせながらダンスやお酒を楽しむ場所です。
●ナイトクラブの魅力
- 好きな音楽を大音量で楽しめる
- 出会いのチャンスが多い
- とにかく盛り上がれて楽しい
- お酒を飲みながら踊れる
- 日頃のストレスを発散できる
- クラブファッションを楽しめる
●ナイトクラブを開業のする際の注意ポイント
- 特定遊興飲食店営業の許可が必要
- 設備投資にお金がかかる
- 近隣への騒音対策が必要である
- 営業できるエリアが限られる
●ナイトクラブ経営を成功させるポイント
- 競合ナイトクラブとの差別化を考える
- 運転資金を確保しておく
- 自身のナイトクラブの特長や魅力を打ち出す
今回はナイトクラブの魅力と開業時のチェックポイントをご紹介しました。
今までもディスコ・パラパラ・R&Bなど、音楽で時代の流れを作ってきたナイトクラブは、
これからも新しいブームを生み出す場になるのではないでしょうか。
最先端の音楽を楽しめる場を提供し、音楽シーンを牽引するようなナイトクラブづくりの参考にしてください。
そしてたくさんのお客さんに愛されるナイトクラブを作り上げていきましょう!
書いた人:ナイト店舗開業支援事務局
こうご:主に記事・イラスト担当。20代に夜の飲食店の楽しさを知り、ディープな世界観に魅了される。
荒木・原:ナイト市場のカラオケ提案を最前線で行い、カラオケナイト市場のいろはを知り尽くした猛者達。その経験・知恵を記事に落とし込み、生きた記事を生み出せる源になっている。