【2025年最新版】Xを活用した集客と夜のお店の活用事例をご紹介！

様々な集客方法がある中で、皆様はどの媒体を使って集客していますか？口コミや紹介といった人との繋がりを重視した集客方法もあれば、SNS など不特定多数の方に一気に集客できる方法もあります。この記事では、主にX（旧Twitter）を活用した集客方法のアイデアを、実際の夜のお店での活用方法と併せてご紹介します。それぞれのコンセプトを持った素敵なお店に、是非お客さんが足を運んで貰えるようにしましょう！

X（旧Twitter）とは？

2023年7月にTwitterからXと名称変更がされた文章を中心とするSNSツールです。文字だけでなく写真や画像、動画の投稿も可能で、他人が投稿したものを閲覧することもできます。一般的には、身の回りに起こったことを投稿したり、趣味の情報を収集したりするために使用されます。無料と有料（ベーシック/X Premium/Premium+）のプランがあります。

＜無料＞
文字制限：280字（編集不可）
長時間動画：2分20秒まで
テキスト書式設定：×

＜有料＞
文字制限：25,000字（1時間以内の編集可）
長時間動画：最大3時間
テキスト書式設定：○
有料プランは更に細かく分かれており、プランに応じて「青いチェックマーク」や「広告収益・投げ銭受取」「コミュニティ作成」なども行うことができます。Xを使って集客を行えばお店に足を運んでくれるだけではなくX上で利益を出すことも可能です。

＜注意＞
X Premium/Premium+には審査があり、登録条件と審査基準を満たす必要があります。ナイト店でも条件をクリアすれば加入できますが、Xの利用規約に違反する内容があれば却下される可能性があります。

活用ポイント

・リアルタイムで伝えたい情報を発信する

Xは280文字（無料の場合）の文字数制限があるため、短い文章で伝わるような情報を発信するのに向いています。例えば、本日のおすすめメニューや当日限定のお得なイベントなど、リアルタイムな内容がおすすめです。集客に直接つながるような内容の投稿は、伝えたいターゲット層をしぼり、配信する時間帯なども工夫しましょう。一緒に画像も載せてあげれば、より視覚的にも伝わりやすくなりますよ。

《実際の活用例》

●本日のスタッフ/メニュー
●営業時間/臨時休業のお知らせ
●イベント告知/イベントの様子を伝える

・キャンペーン（リツイート/ハッシュタグ投稿など）を開催する

他ユーザーに投稿をリツイートしてもらう「いいね&リツイートキャンペーン」や、来店時の写真やコメントをハッシュタグと投稿してもらう「ハッシュタグキャンペーン」などが人気です。イベントに参加してくれた方々に喜んでもらえるサービスやプレゼントを用意しましょう。拡散性の高いXで口コミが広まることで、認知度を高めるとともに安心感を与えられます。

《キャンペーン参加者に投稿してもらう例》

例：カラオケイベントをお店で開催する場合　⇒　＃カラオケイベント名　＃店舗名
例：街で実施しているイベントにお店が参加する場合　⇒　＃イベント名　＃店舗名
例：スタッフの誕生日イベント　⇒　＃スタッフ名　＃店舗名　＃誕生日イベント名

《ポイント》

●お客様にイベントのクーポンなどを配布する場合は、次回の来店につながるような内容にすることも集客率をあげられます。
●同じような業種で人気のお店がどのようなハッシュタグを活用しているのか参考にしてみましょう。

・お店の情報以外に、ママ・マスター・スタッフのつぶやきやユニークな内容を発信する

単純にお店をPRをするだけでは”セールス感”が出てしまい面白みに欠けるため、ユーザーのエンゲージメント率(※)が下がります。読み手が楽しめる投稿も時には大切。ユニークな投稿やスタッフのつぶやきなども発信してみましょう。また、ユーザーとコミュニケーションが取りやすいため、つぶやきを見てくれたユーザーからの反応ももらえるかもしれません。発信者の意外な一面やお茶目な姿を見ることができると、お店やスタッフに対して親近感がわき、訪店に繋がりやすくなることもありますよ。
X Spaces（音声チャット機能）もお店やスタッフの魅力を伝える1つとして活用できます。文字や写真では伝わり切らないお店やスタッフの雰囲気が分かり、リアルタイムでユーザーからの質問にも答えることができます。

《実際の活用例》

●リアルタイム営業情報配信：営業中にライブ配信で店内の雰囲気を伝える
●イベント告知：生の声でイベントの魅力を直接伝える
●収益化機能：2025年からSpaces内での投げ銭機能が強化（X Premium/Premium+のみ）

(※)「ある投稿に対してどれくらいのエンゲージ（反応：いいね、クリック、シェアなど）があったか」を計る指標

・他のSNSと連携し、店舗情報の補助役として活用も可能

既にInstagramや他のSNSを使っている方は、他のSNSと併せてXでも発信するとSNS集客の効果を高めることができるでしょう。Xの特徴は、ちょっとした投稿でも見ている人にとっては不要な情報と映りにくいことです。各SNSでは投稿しきれないリアルタイムな情報も、Xなら多少の連続投稿に対しても、見ているユーザーには違和感を感じられにくい傾向があります。店舗のリアルアイムな情報はXも補助的に活用してみましょう。

⇒「夜のお店の集客・宣伝方法とおすすめツールをご紹介！」の記事を見る

・ハッシュタグを活用する

多くの人が検索するワードをハッシュタグとして利用することで、フォロワーの範囲外のユーザーにもツイートを見つけてもらいやすくなる、青く表示されるためユーザーの興味を引きやすい、継続的に使用すればブランディングに活用できるなどのメリットがあります。他のお店がどんなハッシュタグを使ってツイートしているかも参考にしてみましょう。

《実際の活用例》

●#スナック #地域名など地域密着型ハッシュタグ
●#今日の出勤 #限定メニューなど定期的なハッシュタグ
●トレンドワードを活用した話題性のある投稿

・プロフィール欄を充実させる

実店舗の営業時間や位置情報などの基本情報を掲載しましょう。また、サービス・商品情報も掲載するとユーザーが安心して来訪し易くなります。
また、自己紹介欄には、ユーザーにもツイートする際に入力してほしい#ハッシュタグも掲載することで、#ハッシュタグの認知にも繋がります。
また、他のSNSでも店舗のアカウントがある場合は、そのSNSを紹介するリンクもお勧めですよ。
お店の雰囲気やスタッフのキャラクターが伝わるように、砕けた表現で楽しさ・明るさを出した自己紹介欄にしたり、ご自身の店舗イメージを見てくれたユーザーに初見でしっかりで伝えられるようにしましょう。

・風営法改正による注意点

2025年6月28日に風営法が改正され、SNSの活用が厳しくなりました。特に注意すべき内容を纏めました。

●「ナンバーワン」「売上トップ」等の競争煽り表現
●実際より安い料金での宣伝
●恋愛関係を匂わせる過度な表現
●客引きと判断される可能性のある勧誘

お店のアカウントだけではなくスタッフ個人のアカウントも規制対象に入っています。日々の投稿に加えDMでの営業や写真投稿の内容も気を付けましょう。

⇒カラオケ導入店舗様必見！2025年風営法改正を分かりやすく解説

今回のまとめ

Xを活用した集客のポイントは以下の通りです。

①リアルタイムで伝えたい情報を発信する
②キャンペーン（リツイート/ハッシュタグ投稿など）を開催する
③お店の情報以外に、ママ・マスター・スタッフのつぶやきやユニークな内容を発信する
④他のSNSと連携し、店舗情報の補助役として活用も可能
⑤ハッシュタグを活用する
⑥プロフィール欄を充実させる
⑦風営法改正による注意点

風営法改正による注意点

このようにXを活用した集客方法や活用方法は様々です。はじめは文面作成に慣れていなくても、何度か作成・投稿していくうちにユーザーの目に留まるような投稿が出来るようになりますよ。今回はXの活用方法を具体的にお伝えしました。是非無理なくできることから始めてみましょう！そしてご自身のお店に合った集客方法を見つけていきましょう。

※「Twitter」、「Tweet（ツイ－ト）」、「X」「Xロゴ」は、X Corp.という会社が運営しています。