意外と気になる!カラオケ費用完全ガイド

意外と気になる!カラオケ費用完全ガイド

業務用カラオケ(=カラオケボックスに置いているタイプのカラオケ機器)を入れたい!でも費用ってどれくらいかかるの?と調べる方は多いと思います。けれど調べれば調べるほど、色んな情報が頭の中に入ってきて、結局よく分からない…という方もたくさんいらっしゃいます。一見カラオケ費用は複雑そうに見えますが費用項目をしっかり押さえれば、何にどれくらいかかるのかが分かるようになります。今回はそんな「カラオケ費用」の仕組みを徹底解説します!

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目次

カラオケ費用の全体像を理解しよう

カラオケ費用01

実は、カラオケの費用は「一律の価格」では決まりません。お店の規模、オーナー様のご要望、選ぶ機種によって、必要な機器も費用も大きく変わってきます。最低限歌えればいいから「安ければ安いほどいい」と思ってしまう気持ちは分かります。ですが、カラオケは単なる「機器」ではなく、お店の売上を左右する「営業ツール」です。どれがお店にとって最適なのか、営業から最高の提案を貰うためにも費用が変わる理由を押さえましょう。

カラオケ導入に必要な機器

費用に入る前にまずはカラオケをするに必要な機器を説明いたします。カラオケは本体だけではなく、スピーカーやマイクといった周辺機器を接続して初めて歌うことができるサービスです。カラオケ導入に必要な基本機器は以下の通りです。

■必須機器

  • 1.通信カラオケ本体
  • 2.液晶モニター
  • 3.マイクセット
  • 4.アンプ
  • 5.スピーカー
  • 6.キョクナビ
  • 7.インターネット回線
  • 8.カラオケ通信専用ルーター

他にもオプションとして、サブウーファーやミキサーなど導入しているお店様もいらっしゃいます。

最適な価格設定を行う時のポイント

店舗ごとに最適な価格設定を行う時にみているポイントは3つ挙げられます。

  • お店の規模による違い
  • オーナー様のご要望による違い
  • 機種による違い

お店の規模による違い

お店の広さはもちろん、席数やお店の形によって周辺機器のサイズや台数は変わります。時には天井の高さや壁の素材で左右されることも。必要最低限の内容で大丈夫といっても、実際にお客様がカラオケを楽しんでいる時に「歌詞が見えづらい」「音が聞き取りづらい」と不満が出てしまうとお店にとってはマイナスイメージとなってしまいます。

■小規模店舗(カウンター10席以下)の場合
カウンターのみのお店では、オーソドックスな機器構成で十分でしょう。
<例>
スピーカー:2台
マイク:2本
モニター:1台

■中規模店舗(ボックス席あり・15〜30席程度)の場合
ボックス席やテーブル席がある中規模店舗では、どこの席で歌っても気持ちいいことが重要です。
<例>
スピーカー:2~4台
マイク:2~4本
モニター:1~2台

■大規模店舗(複数フロア・30席以上)の場合
複数のフロアや個室を持つ大型店舗では、本格的な音響システムが求められます。
<例>
スピーカー:4台以上(エリアごとに配置)
マイク:4本以上
モニター:複数台(各エリアに1枚は必ず設置)
ミキサー:必須
アンプ(追加分):スピーカーの台数に応じて

お店の広さを3パターンに分けて具体例をご紹介いたしました。自分のお店は、このパターンに近そうだけど…と悩まなくても大丈夫です。当社はご商談のタイミングで必ず現地調査を行います。
お店の広さや座席の配置などを確認した上で最適な機器構成をご提案いたします。

オーナー様のご要望による違い

折角カラオケを導入するなら、お店に合ったテイストや最高の環境にしたいですよね。ここではよくご要望として挙がる内容をご紹介します。
●「どのお客様が来てもいいように、楽曲数は多い方がいい」
●「アニソンに特化したお店なので、アニメジャンルが豊富な機種がいい」
●「本人映像やライブ映像はたくさん欲しい!」
●「面白い採点機能やゲームでお客様を常連化させたい」

ご要望によって選ぶべき機種も変わりそれに伴い費用も変わってきます。当社ではご要望に沿う最適なご提案を準備するためお問い合わせ後のお電話時に要望をヒアリングさせていただきます。もちろんお任せでも大丈夫です、ナイト店や飲食店など数多く担当しておりますので身近な例を出しつつお客様がイメージしやすいご提案内容をお伝えいたします。

機種による違い

カラオケは市場や店舗の用途に応じて様々な機種をラインナップしています。大きく分けると「普及機」と「上位機種」の2タイプです。

■普及機:カラオケの基本をしっかり押さえたスタンダードモデル
「まずは導入してお客様の反応を見たい」というお店様に選ばれているのが普及機です。曲数や映像数も通常のカラオケとしては申し分ないですが、歌いやすさやコンテンツなどは基本的なものとなります。

■上位機種:お客様満足度を最大化する高性能モデル
「カラオケを店の『売り』にしたい」「他店との差別化を図りたい」という店舗様に選ばれているのが上位機種です。曲数・映像数共に豊富な数を取り揃えており、カラオケ専用生音源や歌うこと以外の楽しいコンテンツの多さは最高級のものとなります。投資費用としては普及機より高くなりますが、お客様の満足度向上→客単価アップ→リピート率向上という好循環を生み出すことで、結果的に投資回収が早まるケースも少なくありません。

検索結果の情報は絶対とは限らない

検索結果やAIで調べた時と実際にお見積りをしたら価格が全然違ったというお声もいただくこともあります。大前提に前述した通り、お店の環境やご要望によってカラオケの価格は異なります。インターネットで得られる情報はあくまで参考の一つとしていただき、まずはお問い合わせをし、営業から正式なお見積りを貰うことが大切です。とはいえ、後から費用が発生するかもしれないという不安はあると思います。ここからは、カラオケ費用の各項目を解説していきます。費用の構造を理解すれば、なぜその価格なのかが納得できるはずです。

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カラオケ機器費用について

カラオケ費用02
カラオケの導入には「レンタル(リース)」と「購入」の2種類があります。
ナイト店や飲食店ではどちらが選ばれている?
カラオケ導入を検討する際、多くのオーナー様が最初に悩まれるのが「レンタルにするか、購入するか」という選択です。「購入すれば自分の資産になる」「でもレンタルの方が初期費用は安そう」とメリット・デメリットはオーナー様ごとで異なります。最終的にはオーナー様の決断にはなりますが、実は、スナック・バーなどのナイト店や飲食店の97%が「レンタル」でカラオケを導入しています。(※1)何故ほとんどのお店が「レンタル」を選んでいるのか、また購入との違いに関してもご説明していきます。

カラオケのレンタルの特長

ナイト店や飲食店の97%が選んでいるレンタル。その人気の理由を具体的に見ていきましょう。カラオケレンタルとは、カラオケサービスを提供する会社から機器一式を借り受け、月額料金を支払って利用する方式です。通常、月額料金には以下が含まれています。

●カラオケ本体のレンタル料
●周辺機器(モニター、マイク、アンプ、スピーカーなど)のレンタル料
●情報サービス料
●故障時の修理・メンテナンスサポート

つまり「月額○○円で、カラオケに必要な全てが揃う」パッケージ型のサービスと考えていただくとわかりやすいでしょう。それでは、レンタルの主な特長を2つご紹介します。

  • 初期費用の負担が圧倒的に少ない
  • 最新機種への入れ替えが柔軟にできる

初期費用の負担が圧倒的に少ない

購入の場合、カラオケ本体だけでなくモニター、マイク、アンプ、スピーカー、キョクナビなど全ての機器をまとめて揃える必要があります。小規模店舗でも初期投資は決して小さな金額ではありません。レンタルであればこれらの機器一式を月額料金で利用できるため、開業時やリニューアル時の設備投資がかかるタイミングでもカラオケへの投資を最小限にすることができます。

最新機種への入れ替えが柔軟にできる

レンタルであれば、よりお店に合ったカラオケに機種を切り替えてご利用いただけます。(※2)購入だと「古くなってきたな…」と思っても中々買い替えることが難しい場合があります。その点レンタルなら契約更新のタイミングで最新機種に入れ替えることも可能です。

カラオケの購入の特長

レンタルが主流とはいえ「長期的に見れば購入の方がお得」「自分の資産として持ちたい」という理由で購入を選ぶオーナー様もいらっしゃいます。購入の特長と費用構成について詳しく見ていきましょう。購入とはカラオケ機器を一括で購入し、支払い完了後は自分の資産として保有できます。レンタルと異なり、返却義務がなく長期間使用することでトータルコストを抑えられる可能性があります。購入する場合に必要なカラオケ機器に関しては、前述の「カラオケ導入に必要な機器」をご参照ください。

既に持っている機器で代用できる?
テレビやスピーカーなどの周辺機器を既にお持ちになっているオーナー様も少なくはありません。実際に既にあるものを使いたいというご相談もいただくケースはあります。結論、メーカーにもよりますが既存の周辺機器で代用することも可能です。ただし、注意点があります。

<注意>

カラオケには「カラオケに最適化された機器」が存在します。例えば、カラオケ用アンプは、ボーカル音域を強調する設計。カラオケ用スピーカーは、歌声と伴奏のバランスを最適化など。家庭用のテレビやオーディオ機器でも音は出ますが、JOYSOUNDの音の良さや歌い心地を100%引き出せない可能性があります。 「音がこもって聴こえる」「マイクの音が小さい」といった不満がお客様から出てしまった場合、結局は買い直すことになり、二重の出費になってしまうことも。お客様の満足度を左右する音響・映像は、こだわることをおすすめします。

購入してもランニングコストは必ずかかる

「購入すれば、あとは費用がかからない」そう思われがちですが、実はそうではありません。購入しても、毎月必ず発生するランニングコストがあります。
●情報サービス料
●インターネット回線費用
●JASRAC使用料
●メンテナンス・修理費用(都度払い or 月額)

それぞれの詳細は後ほどご説明します。購入しても、情報サービス料・回線費用・メンテナンス費用は継続的にかかるという認識を持っておくことが大切です。

どちらが合ってる?チェックしてみよう

ここまで「レンタル(リース)」と「購入」のそれぞれの特長を説明してきました。どちらの特長も魅力的で悩む方に向けて簡単なチェックリストを用意しました。カラオケ導入を検討する際に是非参考にしてみてください。
<レンタルが向いているお店>
●初期費用を抑えたい
●定期的なサポートを重視したい
●最新機種を柔軟に導入したい

<購入が向いているお店>
●10年以上の長期利用を確実に見込める
●初期投資の余裕がある
●自社で機器管理ができる体制がある
●トータルコストを最小限に抑えたい

ナイト店や飲食店の97%がレンタルを選んでいますが、オーナー様の店舗の経営方針や資金状況によって、最適な選択は変わります。JOYSOUNDでは現地調査とヒアリングを通じて、あなたに最適なプランをご提案いたします。

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情報サービス料について

カラオケ費用03

「情報サービス料」というと普通の方からは耳馴染みが無く、何のための料金なのかとよく質問されることがあります。簡単に説明すると「情報サービス料」はカラオケを快適に楽しむために絶対に欠かせない費用です。内訳は何か、支払わないとどうなるのか分かりやすく解説していきます。

情報サービス料とは?
情報サービス料とは、楽曲を配信・再生するために発生する月額料金のことです。「カラオケ機器をレンタル・購入したら、歌えるんじゃないの?」そう思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。でも実際にはカラオケ本体は「楽曲データを受信して再生する装置」であり、楽曲そのものは別のところから配信されています。昔と今のカラオケの違いをイメージすると分かりやすいかもしれません。
<昔のカラオケ:レーザーディスク時代>
レーザーディスク時代のカラオケは、レーザーディスクやCDに楽曲が収録されていて新曲が出るたびにディスクを購入・交換したりしていました。

<現在のカラオケ:通信カラオケ時代>
現在の業務用カラオケは「通信カラオケ」と呼ばれ、インターネット経由で楽曲データが配信される仕組みです。新曲は自動的に配信され、音質や映像も高音質・高画質で提供されています。この便利さを実現しているのが、情報サービス料という仕組みなのです。

情報サービス料を払わないとどうなるの?
結論、情報サービス料を支払わないとカラオケ本体にロックがかかり、楽曲を再生できなくなります。安定したカラオケサービスを楽しんでいただくために必要なものなのでカラオケを導入する際は必須コストとして認識しましょう。

JASRAC使用料について

JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)とは作詞家・作曲家・音楽出版社などの権利者から著作権を預かり、音楽著作物の利用に関する管理を行う団体です。カラオケで歌われる楽曲には全て著作権があります。本来であれば、お店のオーナー様が1曲ごとに作詞家・作曲家に許可を取り、使用料を支払わなければならないところをJASRACが音楽の著作権をまとめて管理してくれているのです。お店のオーナー様はJASRACに包括的な使用料を支払うことで、JASRACが管理している楽曲の全てを使用できるようになります。なお、営業目的でカラオケを使用する場合、JASRAC使用料の支払いは必須になるので忘れないようにしましょう。
また前述した「情報サービス料」と「JASRAC使用料」が混在してしまう方もいらっしゃると思います。身近な例に当てはめると分かりやすいかもしれません。
●情報サービス料 = カラオケの楽曲配信のサブスクリプション
●JASRAC使用料 = 作詞家・作曲家・音楽出版社などへの著作権料

JASRAC使用料の算出方法

JASRAC使用料は、店舗の規模や営業形態によって異なります。スナック・バーなどのナイト店の場合「社交場における演奏等」という区分に該当し、以下の要素で使用料が決まります。詳しい料金体系は契約時に必ずJASRAC公式サイトで最新情報を確認してください。
<JASRAC使用料を決める3つの要素>
1.客席面積または座席数
2.標準単位料金(客単価)
3.月間演奏時間

また、JASRACとの契約方法には「包括契約」と「曲別契約」の2種類があります。
■包括契約:月額定額制でのお支払
JASRAC管理楽曲すべてが歌い放題になり、歌われた曲を個別に報告する必要がないのが特長です。

■曲別契約:1曲1回ごとに使用料を支払う
利用日の5日前までに利用明細書を提出する必要があり、既に歌う曲が決まっていたり歌われる曲数が少ない場合は包括契約よりメリットがあります。

ナイト店や飲食店では、いつお客様が何をどれだけ歌われるか分からないのでほとんどのお店が包括契約を結んでいます。

ここまでJASRAC使用料について説明していきました。JASRAC使用料は営業目的でカラオケを使用する場合、支払いは必須となります。またJASRAC使用料の契約・支払いは、オーナー様ご自身が直接JASRACと行う必要があります。ですのでカラオケの導入と同時にJASRACの契約も進めましょう。JOYSOUNDでは、JASRAC契約の方法や必要書類についてもサポートいたしますのでご安心ください。

インターネット回線費用について

現在の業務用カラオケは通信カラオケでインターネットの接続が必須となります。楽曲データ、映像、歌詞、システムのアップデートなど全てインターネット経由で配信されています。「情報サービス料」を支払わないとカラオケ本体にロックがかかると前述しましたが、インターネットも接続が一定期間されていないと配信受信ができなくなり、カラオケ本体にロックがかかってしまいます。

カラオケ機器に必要なインターネット回線スペック

カラオケ以外にもインターネットは日常生活で不可欠なものとなっているので、既にインターネット回線を設置しているお店は多いと思います。ですが、カラオケには推奨されるインターネット回線とカラオケ利用ができない回線がありますので、カラオケ導入を検討される際はお店のインターネット環境を改めて確認することをおすすめします。
<推奨されるインターネット回線>
●光回線


<カラオケが使用できない回線>

●ADSL回線(電話回線を利用したインターネット)
●ケーブルテレビ回線
●モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fi
●スマホのテザリング

一部のエリアやテナントでは光回線が引けないといったお店もございます。光回線が難しい場合でも別の方法でカラオケを使用することはできるかもしれませんので、お気軽にご相談ください。

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既にお店で使っているインターネット回線は使える?
既存回線を利用してカラオケを設置する際にはいくつか注意する必要があります。例えば同じ回線でPOSレジやカード決済端末などお店の営業になくてはならない機器を複数接続している場合、営業中に回線が混雑して速度が落ちる可能性があり最悪接続が途切れ、お客様のお会計が出来なくなってしまう可能性があります。カラオケは大容量のデータを常時やり取りする機器です。お店の営業を滞りなくしていただくためにも、同時接続の数を増やす(=セッションを増やす)や新しく回線を引くなども検討してください。

回線によるカラオケコンテンツの違い

選ばれるカラオケ機種によって楽曲数やコンテンツ数に違いが出ることは前述した通りですが、実はインターネット回線の違いによっても提供楽曲数やコンテンツに差が出ます。自身のお店のコンセプトやお客様にカラオケをどのようにして楽しんでもらいたいか、お店の環境など総合的に検討する必要があります。
●楽曲数
●本人映像・ライブ映像数
●XPARK/みるハコ などのコンテンツの利用

設置工事費用について

カラオケをご契約いただいた後、担当営業や施工管理によりカラオケの設置を行います。その際の費用として設置工事費用をいただいております。現地調査を元にカラオケ本体の設置やモニター、スピーカーの設置、必要に応じて配線工事も行います。お店で気持ちよく歌っていただくための音響調整や動作確認までこだわりを持って取り組みますので、設置当日は安心してお任せください。
設置工事について、もっと詳しく知りたい方は、以下のコラムをご覧ください。実際に設置工事を担当しているJOYSOUNDの施工管理チーム責任者が、設置に関するさまざまな疑問に答えています。

「安い」vs「高い」:価格だけで選んではいけない理由

カラオケ費用04

ここまで、カラオケ導入に必要な費用項目について詳しく説明してきました。「でもやっぱり費用を抑えるために安い機種にしたい。」と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、最初にお伝えした通りカラオケは単なる「機器」ではありません。あなたの店舗の「売上を生み出す営業ツール」なのです。

カラオケは「運営経費」ではなく「投資経費」

お店にとってカラオケはあった方がいいサービスの1つとして捉えがちで、水道光熱費や消耗品といったお店を営業するために必要な「運営経費」として考える方が多くいらっしゃいます。しかしカラオケは使い方によっては、新しい利益を生み且物価高騰にあまり影響しないので原価(=月額費用)が変動しない「投資経費」として見ることもできます。

投資経費:ドリンクや従業員は質によって利益を生みます。カラオケも同様です。

カラオケが生み出す3つの利益

カラオケは、以下の3つの方法で店舗の売上に貢献します。

  • 歌唱有償化による直接利益
  • オーダー促進による間接利益
  • リピート来店の創出

歌唱有償化による直接利益

スナック、バーなどのナイト店や飲食店では、約51%のお店でカラオケに対して料金を徴収しています。(※3)また料金形態については、1曲単位での課金が約70%を占めており、1曲あたりの平均単価は200円が相場となっています。

オーダー促進による間接利益

カラオケをすると喉が渇いたり、盛り上がるので追加オーダーが入りやすいです。仲間うちで楽しみたいと常連のお客様が友人を連れてカラオケで楽しんでくれたり、キャストと採点勝負をしてお店を盛り上げるなどカラオケを使って出来ることはたくさんあります。

リピート来店の創出

楽しかったお店にはまた足を運びたくなるものです。ママやキャストの話術も大切ですが、カラオケも楽しかったお店に選ばれる理由の一つになります。あのお店は昔のマイナーの曲が歌えた、すごく気持ちよく歌えたといった思い出がリピート来店に繋がるのです。

カラオケが生み出す3つの利益を簡単に説明しました。イメージはつくけど結局はどれくらい投資効果があるの?そういった疑問に関してはこちらのコラムで詳しく説明しています。

利益を生み出すカラオケを選ぼう

カラオケの利益を最大限に生み出すには、機種選びも重要です。普及機でも基本的なカラオケ機能は搭載されていますがお客様の満足度と売上を最大化できない可能性があります。その点上位機種では楽曲数・本人映像数の多さ、歌い心地、コンテンツの充実が普及機と比較してもお客様が満足できる機器なので、カラオケに対して料金を徴収するということに対し「お金を払ってでもこのお店でカラオケをする価値がある」と納得していただけます。

カラオケは「コスト」ではなく「投資」です。ただ歌っていただくだけでは勿体ないので「利益を意識して活用する」ことがカラオケを導入するにあたっての成功の鍵とも言えるでしょう。

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今回のまとめ

カラオケ費用の全体像を理解しよう

カラオケ導入に必要な基本機器は以下の通りです。
■必須機器
1.通信カラオケ本体
2.液晶モニター
3.マイクセット
4.アンプ
5.スピーカー
6.キョクナビ
7.インターネット回線
8.カラオケ通信専用ルーター

最適な価格設定を行う時のポイント

  • お店の規模による違い
  • オーナー様のご要望による違い
  • 機種による違い

「普及機」と「上位機種」の2タイプです。
■普及機:カラオケの基本をしっかり押さえたスタンダードモデル
■上位機種:お客様満足度を最大化する高性能モデル


検索結果の情報は絶対とは限らない

インターネットで得られる情報はあくまで参考の一つとしていただき、まずはお問い合わせをし、営業から正式なお見積りを貰うことが大切です。

カラオケ機器費用について

カラオケの導入には「レンタル(リース)」と「購入」の2種類があります。スナック・バーなどのナイト店や飲食店の97%が「レンタル」でカラオケを導入しています。
カラオケのレンタルの特長
カラオケレンタルとは、カラオケサービスを提供する会社から機器一式を借り受け、月額料金を支払って利用する方式です。通常、月額料金には以下が含まれています。


初期費用の負担が圧倒的に少ない

レンタルであればカラオケに必要な機器一式を月額料金で利用できるため、開業時やリニューアル時の設備投資がかかるタイミングでもカラオケへの投資を最小限にすることができます。


最新機種への入れ替えが柔軟にできる

レンタルであれば、よりお店に合ったカラオケに機種を切り替えてご利用いただけます。(※2)購入だと「古くなってきたな…」と思っても中々買い替えることが難しい場合があります。その点レンタルなら契約更新のタイミングで最新機種に入れ替えることも可能です。


カラオケの購入の特長

購入とはカラオケ機器を一括で購入し、支払い完了後は自分の資産として保有できます。テレビやスピーカーなどの周辺機器を既にお持ちになっているオーナー様も少なくはありません。実際に既にあるものを使いたいというご相談もいただくケースはあります。


購入してもランニングコストは必ずかかる

購入しても、毎月必ず発生するランニングコストがあります。
●情報サービス料
●インターネット回線費用
●JASRAC使用料
●メンテナンス・修理費用(都度払い or 月額)

<レンタルが向いているお店>

●初期費用を抑えたい
●定期的なサポートを重視したい
●最新機種を柔軟に導入したい

<購入が向いているお店>

●10年以上の長期利用を確実に見込める
●初期投資の余裕がある
●自社で機器管理ができる体制がある
●トータルコストを最小限に抑えたい

情報サービス料について

情報サービス料とは、楽曲を配信・再生するために発生する月額料金のことです。

JASRAC使用料について

JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)とは作詞家・作曲家・音楽出版社などの権利者から著作権を預かり、音楽著作物の利用に関する管理を行う団体です。
<JASRAC使用料を決める3つの要素>
1.客席面積または座席数
2.標準単位料金(客単価)
3.月間演奏時間

また、JASRACとの契約方法には「包括契約」と「曲別契約」の2種類があります。ナイト店や飲食店では、いつお客様が何をどれだけ歌われるか分からないのでほとんどのお店が包括契約を結んでいます。
■包括契約:月額定額制でのお支払
■曲別契約:1曲1回ごとに使用料を支払う

インターネット回線費用について

現在の業務用カラオケは通信カラオケでインターネットの接続が必須となります。一部のエリアやテナントでは光回線が引けないといったお店もございます。光回線が難しい場合でも別の方法でカラオケを使用することはできるかもしれませんので、お気軽にご相談ください。
<推奨されるインターネット回線>
●光回線

<カラオケが使用できない回線>
●ADSL回線(電話回線を利用したインターネット)
●ケーブルテレビ回線
●モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fi
●スマホのテザリング

設置工事費用について

カラオケをご契約いただいた後、担当営業や施工管理によりカラオケの設置を行います。その際の費用として設置工事費用をいただいております。

「安い」vs「高い」:価格だけで選んではいけない理由

カラオケは「運営経費」ではなく「投資経費」
カラオケは使い方によっては、新しい利益を生み且物価高騰にあまり影響しないので原価(=月額費用)が変動しない「投資経費」として見ることもできます。投資経費:ドリンクや従業員は質によって利益を生みます。カラオケも同様です。

カラオケが生み出す3つの利益

  • 歌唱有償化による直接利益
  • オーダー促進による間接利益
  • リピート来店の創出

利益を生み出すカラオケを選ぼう

上位機種では楽曲数・本人映像数の多さ、歌い心地、コンテンツの充実が普及機と比較してもお客様が満足できる機器なので、カラオケに対して料金を徴収するということに対し「お金を払ってでもこのお店でカラオケをする価値がある」と納得していただけます。

今回はカラオケを導入検討する際に気になるカラオケ費用を詳しくご紹介いたしました。お店の規模やテイストによってカラオケの適正価格が決まります。お問い合わせの際は営業にご要望を伝えていただき、最適な提案・お見積り書を依頼しましょう!JOYSOUNDはお店を経営・開業する方々を応援しております!

  • ※1:カラオケ白書2025年度 カラオケ導入方式(n=855)

  • ※2:変更後の機種でレンタル契約を更新することになります

  • ※3:カラオケ白書2025年度 カラオケ料金徴収有無(n=855)

prof_yamada

書いた人:山田

大学4年間をカラオケボックスのアルバイトに打ち込み、2016年にカラオケメーカーに入社。業務用カラオケの拡販や店舗サポートに携わり、カラオケ大会などのイベント企画も行う。

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