カラオケ×防音ブース導入ガイド~遊休スペース活用で売上UP~
「業務用カラオケ(=カラオケボックスに置いているタイプのカラオケ機器)を導入したいけど音が気になって…」普段カラオケが入っていない場所でカラオケの導入を検討する際に必ず立ちはだかる壁が音漏れです。様々な業界の方からカラオケのお問い合わせをいただいていますが結果断念せざるを得ない。そのようなケースを幾度となく見てきました。今回はその壁を壊す新たなカラオケ空間を作り出す「Biz Break Karabo(ビズブレイクカラボ)」をご紹介いたします。優れた防音性能と大掛かりな工事不要で既存の環境を壊さずに手軽にカラオケ空間を実現します。
カラオケ×防音ブースで実現する空間価値の向上
カラオケ導入における3つの課題
カラオケは誰もが1度は体験したことのある身近なエンターテイメントですがカラオケボックスやスナック、バーなどのナイト店、カラオケ喫茶などの特定の業態以外での導入にはこれまで大きなハードルがありました。
<カラオケ導入における3つの課題>
- 音漏れ問題
- カラオケ環境を整えるために必要なコスト
- スペースの制約
音漏れ問題
多くの方が気にされることの1つが「音漏れ」です。例えば温浴施設の場合、癒しを求めてリラクゼーションスペースを利用されているお客様もいます。またオフィスビルに入るコワーキングスペースの場合は隣では集中して作業をしている人もいるかもしれません。施設内の他のエリアや隣接するテナントへの影響を考えると導入を躊躇する方もいらっしゃると思います。「カラオケを導入したら他のお客様からクレームが来るのでは」「既存のテナントとの関係が悪化するのでは」など、こうした不安が導入への大きな壁となっていました。
カラオケ環境を整えるために必要なコスト
その音漏れ問題を解決するには本格的な防音設備の導入が必要です。壁や天井の改修、専用の防音材の施工など大規模な内装工事になってしまえば、工事費用もそれに伴い高額化してしまいます。更に工事期間中は該当エリアの営業が困難になってしまう場合も。既存の営業への影響も考えると工事を行うタイミングが無く、断念するしかないという方もいらっしゃいました。
スペースの制約
「カラオケを導入したいけど、そもそも置くスペースが無い。」これも多くお声としていただいてます。広さや今の施設のレイアウトを変えてまで…という現実的な制約も導入を妨げる要因でした。特に都心部の施設や限られた面積で運営されている施設では、新たに専用ルームを確保すること自体が困難です。遊休スペースや休憩エリアはあっても、そこを大規模に改修するのはリスクが高いと悩んで断念するケースも多々あります。
これらの課題や要望を解決するのが「Biz Break Karabo」(メーカー:イナバインターナショナル株式会社)です。
「置くだけ」が叶える手軽で本格的なエンターテイメント空間
紹介ムービー
■「Biz Break Karabo」製品仕様
外寸法/W1300×D1307×H2320
内寸法/W1201×D1180×H2134
本体・天井/スチール粉体塗装仕上
ガラス/強化ガラス6mm(飛散防止フィルム付)
内装/表面材:不燃クロス、芯材:石膏ボード
床/防炎カーペット
電気仕様/電源コンセント1口(1400Wまで)、USB給電1口(5V2A消費電力15W)
「Biz Break Karabo」の特長は3つです。
- 優れた防音性能
- 大掛かりな工事は不要、迅速な導入が可能
- 省スペース設計で遊休スペースを価値ある空間に
優れた防音性能
「Biz Break Karabo」は標準仕様にオプションの吸音パネルを設置することで、より防音性能を高めることが可能です。メーカーであるイナバインターナショナル株式会社での社内音響試験結果によると
<試験概要>
「Biz Break Karabo」内で90デシベル(dB)(※1)の音源を発生させ、その上でブースの外側で音がどの程度聞こえるかを扉からの距離別(5cm、30cm、50cm、1m、2m)に測定しました。
<結果>
扉を閉めた状態では5cm離れた場所では77.7dB、2m地点で66.8dBという高い防音結果が出ました。それぞれの距離別の平均デシベルも72.12dBとお昼間の主要幹線道路の周辺の騒音と同程度でした。オプションの吸音パネルを設置すれば更に防音性能が高くなり平均は65.78dBでファミリーレストランの店内の騒音と同程度のレベルに下がります。
この防音性能により周囲の環境を壊すことなくカラオケ機器を設置できます。
大掛かりな工事は不要、迅速な導入が可能
必要なのは「置く場所」だけです。壁を壊したり、天井を改修したりする大掛かりな工事は不要です。これにより導入コストを大幅に抑えることができます。また工事期間も短いので既存の営業への影響も最小限に抑えられます。
省スペース設計で遊休スペースを価値ある空間に
たった約2平米で設置可能です。「今は何もない空間」「なんとなく持て余しているスペース」をお客様に喜ばれるエンターテイメント空間に変えることができます。「Biz Break Karabo」を活用したカラオケ導入は「今あるものに価値を加える」という考え方です。高額な投資をせずとも既存のビジネスとの相乗効果を生み出し、お客様に新しい体験を提供します。(※2)
カラオケ×防音ブース業態別活用シーン
温浴施設・スパ:癒しにプラスする「歌う楽しみ」
温浴施設やスパは日常の疲れを癒し心身ともにリラックスする場所です。カラオケは一見相反するサービスに見えますがストレスを発散するという面では近しい効果があります。
設置場所例:休憩エリア、リラクゼーションフロア
温浴施設の休憩エリアにある娯楽の一つにカラオケを設置して休憩エリアの充実度を図ります。「Biz Break Karabo」の高い防音性によりリクライニングチェアが並ぶスペースの近くや漫画コーナーの一角などの静かな「くつろぎの空間」の隅にも設置が可能です。
活用シーン:開放的な気分で楽しくカラオケ
お風呂上がりやサウナでととのった後の開放的な気分のままカラオケを楽しむことができます。そしてカラオケでまた汗を流してお風呂へ再度足を運ぶというように、この施設でしか出来ない行動パターンを作ることでお客様を常連化することもできます。
期待される効果:滞在時間の延長、客単価の向上、新規顧客の獲得
活用シーンで述べたようにお客様の行動パターンにカラオケが新たに入ることで自ずと滞在時間が延びます。またカラオケは歌うと喉が渇いたり小腹が空いたりするので、収益を上げるのが難しい施設内での飲食利用にも貢献できます。カラオケが新たな顧客層を獲得できるきっかけとしても活用でき、例えば利用者が増加している若年層をさらに囲い込んだりファミリーを取り込んだり施設にとって大きな武器としても使えるでしょう。
ホテル・旅館:宿泊体験を彩る特別なひととき
かつて多くのホテルや旅館の宴会場や娯楽スペースにはカラオケがありました。しかしコロナ禍で一時的に撤去を余儀なくされた施設が多く、カラオケ需要が回復傾向にあるにも関わらず様々な要因で再導入ができていない現状があります。こういった悩みに対しても「Biz Break Karabo」を通してカラオケの再導入、収益源の復活を叶えます。
設置場所:ラウンジ、娯楽スペース、宴会場周辺
以前カラオケルームがあった場所を今は別の用途に使ってしまっていても大丈夫です。「Biz Break Karabo」はラウンジの一角や娯楽スペースの隅、宴会場周辺のホワイエなど限られたスペースでも設置できます。既存のレイアウトを大きく変える必要がない手軽さが再導入のハードルを大きく下げます。
活用シーン:施設内で過ごすちょっとしたスキマ時間に楽しめる娯楽
ホテル・旅館は旅先においてゆったりと休める場でもありますが、意外と「手持無沙汰な時間」を感じるお客様もいらっしゃいます。例えばチェックインしてから夕食までの中途半端な時間やお風呂に入った後など、こうした「ちょっとした空き時間」にカラオケがあることで館内での過ごし方の選択肢が増えます。そして手持無沙汰だった時間がお客様の満足度が上がる時間に変われば、お客様にとっても施設にとっても大きな価値となるはずです。
期待される効果:低コストで施設の魅力を最大化
専用ルームを作る必要も高額な防音工事をする必要もありません。それでいてお客様に提供できる価値は変わらず、むしろ「気軽に使える」という点で利便性は向上しています。コロナで一度はホテル・旅館から疎遠となってしまったカラオケですが、お客様が求める「楽しい宿泊体験」に貢献できるサービスです。低コスト・省スペースで実現できる今だからこそ、改めてカラオケの価値を見直してみましょう。
ショッピングモール・商業施設:買い物+αの体験価値
1~2名用のコンパクトで置きやすい設計です
ショッピングモールや商業施設の課題は「いかにお客様に長く滞在していただけるか」だと感じています。滞在時間が延びれば店舗を回る機会が増えたり飲食の利用も増えるので結果として施設全体の売上につながります。その一つの導線としてカラオケは役立ちます。
設置場所:フードコート周辺、ゲームセンター内、イベントスペース
ショッピングモールや商業施設には様々な場所に「Biz Break Karabo」を設置できる余地があります。客層や施設の特性を活かせば、お客様の動線に合わせた最適な配置が可能です。
活用シーン:買い物の合間のエンターテイメント
家族がショッピングを楽しんでいる間、待っている側は手持無沙汰になってしまいます。ファミリーの場合子どもは飽きてぐずり始め、パートナーは休憩エリアでスマホをいじるだけ。そんな「待ち時間」をカラオケが楽しい時間に変えます。「お母さんが買い物している間にお父さんと子どもでカラオケ」などの充実した楽しみ方が施設内で完結すれば買い物に付き合う側のストレスも軽減され、結果として来店頻度が増えるでしょう。
期待される効果:施設滞在時間の増加、空きテナント活用による新たな収益源の獲得
活用シーンでも述べた通り、複数人で訪れる方々が同じ長さの時間をそれぞれ施設内で有効活用が出来る環境を整えれば自ずと滞在時間は延びます。延びた滞在時間分店舗を回る機会が増え一人当たりの施設内消費額の向上が見込めます。
そしてカラオケと「Biz Break Karabo」はショッピングモールが抱える「空きテナント問題」への新しい解決策にもなります。空きテナントが目立つと賃料収入が得られないだけでなく、施設全体が「過疎化している」という印象をお客様に与えてしまいます。活気がない施設には人が集まらず、更にテナントが抜けていく…そんな負のスパイラルに陥るリスクがあります。近年、空きテナントをガチャガチャのエリアとして活用する施設が増えています。これと同じ発想でカラオケを設置すれば、空きスペースが「ミニカラオケボックス」に生まれ変わります。従来の賃料収入とは違う角度から新たな収益源を創出できます。空きテナントをそのまま放置しておくのはもったいないです。少しでも収益を上げて同時に施設の賑わいを作り出す。カラオケは一石二鳥の効果を生み出します。
フィットネスジム・スポーツ施設:運動後の爽快なリフレッシュ
現在フィットネス市場は戦国時代を迎えています。24時間ジム、パーソナルジム、ヨガスタジオ、暗闇フィットネスなど多様な業態が乱立する中、施設ごとに特色を出していかなければ新規会員の獲得も既存会員の継続も難しくなっています。「トレーニング設備が充実している」だけでは、もはや差別化にはなりません。更に光熱費や人件費が上昇する中、会員料金の値上げも必要になってきます。しかし会員が「このジムには価値がある」と実感していなければ、値上げは退会につながるリスクがあります。会員に「この料金を払う価値がある」と思ってもらえる付加価値が必要です。
設置場所:ラウンジエリア、リラクゼーションスペース、ロッカールームの近く
トレーニング後にくつろげるラウンジエリアやリラクゼーションスペースが設置する場所としてはぴったりです。約2平米からの省スペース設計なので既存のレイアウトを大きく変える必要はありません。
活用シーン:トレーニング後のストレス発散
トレーニングで身体を鍛えたりリフレッシュした後カラオケでストレスを発散する、運動と歌の両者で心身をリフレッシュすることができます。運動だけなら自宅でも十分という人も「あのジムに行けばカラオケも楽しめる」という付加価値があれば、入会するきっかけにもなります。
期待される効果:会員満足度向上、継続率の維持・向上、他施設との差別化
フィットネスクラブのような気軽に運動をする業態ではカラオケという新しい楽しみが加わることで、会員満足度は確実に向上します。この満足度向上は会員料金に対する価値認識にも変化をもたらします。「他のジムより少し高くても、この体験は他では得られない」と感じていただければ、適正な価格設定への理解も得られやすくなります。また継続率の維持・向上は施設運営の中でも重要なポイントです。新規会員を獲得するコストよりも既存会員に継続してもらう方が収益は安定します。「辞める理由がない」「他のジムに移る理由がない」の切り口の一つとしてカラオケは大きな武器になるでしょう。
企業オフィス:社員のモチベーションを上げる福利厚生
従業員のストレス発散にぴったり「働きやすさ」が重要視される時代、従業員が心身ともに健康でいきいきと働ける環境が優秀な人材の流出を防ぎ定着させるとも言われています。福利厚生の充実度も定着率に直結していると力を入れている企業も少なくはありません。リモートワーク、フレックスタイムなど当たり前にある福利厚生を基盤として、他の企業にはない福利厚生を打ち出すことが重要になってきています。
設置場所:社員食堂・カフェテリア、リフレッシュルーム
休憩時間を過ごす場所の一角に「Biz Break Karabo」があれば従業員は自分に合った方法でリフレッシュを選べます。優れた吸音性能により、静かに休みたい人と歌いたい人が共存できるのもポイントです。
活用シーン:ちょっとした休憩時間でのリフレッシュ
昼休みの短い時間や終業後などの15分カラオケで一曲歌うだけで驚くほど気分転換になります。会議後の緊張をほぐし、次の業務に向けてリフレッシュするような使い方を企業で推進することで従業員のパフォーマンスも向上するでしょう。企業全体で「気分転換にカラオケ」が習慣化されれば企業の福利厚生としての機能が十分に発揮され節税にも繋げられる可能性があります。
期待される効果:採用ブランディング、生産性向上
前述した従業員の満足度向上は勿論のこと採用面でも「面白そうな会社」といったフランクさを印象付けることもできるでしょう。特に若い世代は給与や待遇だけでなく「その会社で働く楽しさ」を重視する傾向があります。企業説明会などで「カラオケがある会社」と宣伝することで口コミが広がり、採用活動を後押しするでしょう。また何よりも短時間のリフレッシュで脳が活性化され、気分転換後の業務効率がアップすることで生産性の向上も期待できます。
その他の業態でも「Biz Break Karabo」を通りしてカラオケの親和性を高め、集客や売上の貢献に尽力していきます。
今回のまとめ
カラオケ×Biz Break Karaboで実現する空間価値の向上
カラオケは誰もが1度は体験したことのある身近なエンターテイメントですが特定の業態以外での導入はこれまで大きなハードルがありました。
<カラオケ導入における3つの課題>
- 音漏れ問題
- カラオケ環境を整えるために必要なコスト
- スペースの制約
これらの課題や要望を解決するのが「Biz Break Karabo」です。
<「Biz Break Karabo」の3つの特長>
- 優れた防音性能
- 大掛かりな工事は不要、迅速な導入が可能
- 省スペース設計で遊休スペースを価値ある空間に
独自構造で内部からの音が外に漏れにくい設計となっております。この防音性能により周囲の環境を壊すことなく、カラオケ機器を設置できます。
壁を壊したり、天井を改修したりする大掛かりな工事は不要です。これにより導入コストを大幅に抑えることができます。また工事期間も短いので既存の営業への影響も最小限に抑えられます。
「なんとなく持て余しているスペース」をお客様に喜ばれるエンターテイメント空間に変えることができます。高額な投資をせずとも既存のビジネスとの相乗効果を生み出し、お客様に新しい体験を提供します。
カラオケ×防音ブース業態別活用シーン
■温浴施設・スパ
温浴施設の休憩エリアにある娯楽の一つにカラオケを設置して休憩エリアの充実度を図ります。開放的な気分のままカラオケを楽しむことができ、またカラオケは歌うと喉が渇いたり小腹が空いたりするので、収益を上げるのが難しい施設内での飲食利用にも貢献できます。
■ホテル・旅館
ラウンジの一角や娯楽スペースの隅、宴会場周辺のホワイエなど限られたスペースでも設置できます。既存のレイアウトを大きく変える必要はありません。ちょっとした空き時間」にカラオケがあることで館内での過ごし方の選択肢が増えます。
■ショッピングモール・商業施設
「お母さんが買い物している間にお父さんと子どもでカラオケ」などの充実した楽しみ方が施設内で完結すれば買い物に付き合う側のストレスも軽減され、結果として来店頻度が増えるでしょう。そして近年、空きテナントをガチャガチャのエリアとして活用する施設が増えています。これと同じ発想でカラオケを設置すれば、空きスペースが「ミニカラオケボックス」に生まれ変わります。従来の賃料収入とは違う角度から新たな収益源を創出できます。
■フィットネスジム・スポーツ施設
トレーニングで身体を鍛えたりリフレッシュした後カラオケでストレスを発散する、運動と歌の両者で心身をリフレッシュすることができます。運動だけなら自宅でも十分という人も「あのジムに行けばカラオケも楽しめる」という付加価値があれば、入会するきっかけにもなります。
■企業オフィス
「働きやすさ」が重要視される時代、従業員が心身ともに健康でいきいきと働ける環境が優秀な人材の流出を防ぎ定着させるとも言われています。昼休みの短い時間や終業後などの15分カラオケで一曲歌うだけで驚くほど気分転換になります。企業全体で「気分転換にカラオケ」が習慣化されれば企業の福利厚生としての機能が十分に発揮され節税にも繋げられる可能性があります。
今回はカラオケ導入を検討する際に発生する課題を打ち破る、新たなカラオケエンターテイメント空間の可能性についてご紹介いたしました。カラオケを通してお客様や従業員の満足度が高まれば同時に集客力の向上、滞在時間の延長、収益アップ、他施設との差別化など様々な効果をもたらすはずです。JOYSOUNDではカラオケ導入に悩まれている方と一緒に最適な環境を作り上げたいと思っております。まずはお気軽にお問い合わせください。
※1:音源から1mの位置で測定
※2:設置場所については用途地域の確認が必要です。
書いた人:山田
大学4年間をカラオケボックスのアルバイトに打ち込み、2016年にカラオケメーカーに入社。業務用カラオケの拡販や店舗サポートに携わり、カラオケ大会などのイベント企画も行う。