カラオケ喫茶の魅力と開業のチェックポイントをご紹介!
みなさんは最近「カラオケ喫茶」や「昼カラ」が再注目されていることはご存知でしょうか?
年配の方々からの根強い人気がある「カラオケ喫茶」ですが、お店のレトロ感やアットホームな雰囲気が今若者の間でも体験したいと足を運ぶ人が増えてきています。それに併せて新しく「カラオケ喫茶」を始めたい人や既に夜帯で飲食店を経営している人が二毛作として始めるといった需要が伸び、日々業務用カラオケ(=カラオケボックスに置いているタイプのカラオケ機器)のお問い合わせもいただいております。
今回はそんな再注目中の「カラオケ喫茶」の魅力と開業のチェックポイント、オススメのカラオケ機能をご紹介いたします!
カラオケ喫茶とは?
カラオケ喫茶は飲食店や喫茶店、カフェの営業形態にカラオケの要素が組み合わさったお店です。主に朝~夕方の日中の時間帯に営業しており、お客様はコーヒーや軽食などを楽しみつつ順番が来たら他のお客様の前で歌うのが一般的です。
カラオケボックスとの違い
個室で楽しむカラオケボックスとは違い、カラオケ喫茶はカウンターやテーブル席があるオープンスペースが特徴です。仲間うちで集まる場としても利用しやすいですが、普段会う機会が少ない人や知らない人がいるという新しい交流を作りたい人にはピッタリの空間です。特にカラオケを趣味としている人々が集まる側面が強いので、同じ趣味の人とわいわい話したり、歌ったりすることが出来ます。
またカラオケボックスとの大きな違いとしては、自分の歌声を披露する場としてカラオケ喫茶を利用できることです。「カラオケボックスで練習した歌を誰かに披露したいけど、大規模なカラオケ大会はちょっと恥ずかしい…。」そのような方々もカラオケ喫茶に訪れます。ステージのようなお立ち台があるお店では、歌を披露した後に他のお客様から拍手や声がけも貰えるので、まるでコンサートで歌ったみたいな爽快感や楽しさもあります。
ご利用者層
最もご利用が多い年代は60代~80代の男女です。地域コミュニティの場所としてカラオケ喫茶を利用するケースもあるので、お客様が常連化しやすく、また常連客からの口コミによって新規客が獲得しやすい業態となります。飲食店やナイトマーケットとは異なり口コミが重要なので、来てくださったお客様に楽しくて心地よい空間やサービスを提供することを意識しましょう。
最近では若年層にもカラオケ喫茶のブームが広がっています。レトロ喫茶の1つとして関心が寄せられ、どのように楽しむのか体験してみたいとグループで訪れることが多いそうです。若年層を取り込みたい場合はお店にレトロな雰囲気を取り入れSNSで発信したり、音楽ジャンルを絞ったイベントを定期的に開催して来店ハードルを下げるなど行ってみると良いでしょう。
料金形態
カラオケ喫茶の料金形態はお店によって様々です。地域の特性やお客様層に併せて考えましょう。主に下記のパターンを組み合わせることが多いです。
- チャージ料/入場料
- カラオケ代
- 飲食代
お店に入る際に発生する料金です。チャージ料の中にドリンクや軽食、カラオケが含まれているお店もあります。相場は1000円~2000円が一般的です。
カラオケで歌唱する際に発生する料金です。大きく3つに分けられます。
<チケット制>
10枚綴りなど、そのお店でしか使用できないカラオケチケットを購入します。1曲歌うのにチケットを1枚消費するシステムです。チケットを纏めて購入することで1曲あたりの単価が安くなるように料金設定をすると、お客様にとってはお得になりお店にとっては先に売上が担保されるというメリットがあります。
<1曲ごとの支払い>
1曲歌唱するごとに課金されるシステムです。払う前に都度支払うか、お会計時に纏めて支払うかはお店によって異なります。纏めて支払う場合は、マスターやママが集計したり歌うごとにコインを渡して歌った数がすぐ分かるようにしていることが多いです。
<歌い放題・時間制>
1時間○円といったように料金を決め、その時間内であれば何曲でも歌えるシステムです。チャージ料/入場料に含まれているケースが大半です。
ドリンクや軽食などの料金です。チャージ料/入場料に含まれている飲食とは別に注文した際に発生します。基本的にコーヒーやソフトドリンク、おつまみなどの軽食がメニューとしては多いですが、お店によってはアルコールを提供していたりパスタなど本格的な料理をメニューに取り入れているところもあります。飲食はお店の色が出せる1つにもなるので、どこまで提供するかはしっかり検討した方が良いでしょう。
カラオケ喫茶を開業する際のポイント
カラオケ喫茶の開業において準備・検討するべきポイントがいくつかあります。
<カラオケ喫茶の開業のポイント>
- お店のコンセプトは明確に!
- お店のエリアや客層を意識!
- お店独自のイベントで集客!
ポイント1:お店のコンセプトは明確に!
どんなお店にしたいか?どんな空間でお客様に楽しんでいただきたいか?を決めておくことは、お店づくりに非常に大切です。お店のコンセプトを考えるなら「コンセプトシート」がおすすめです。事前に考えておくべきポイントがまとめられているので、空白を記入するだけでカンタンに整理できます。
カラオケ喫茶では、お店独自のマナーやルールも存在します。批判してはいけない、歌い終わったら必ず拍手をするなどお客様トラブルを避けるために予め決めておいた方が良いでしょう。
ポイント2:お店のエリアや客層を意識!
お店に来てくれる顧客層のイメージを明確にしておくことが大切です。一概に中年~高齢者と一括りにするのではなく年代や男女比率の情報収集をしてみましょう。地域で行っている福祉関係の催しや福祉センターのイベントなどは来店層となる方々が多くいらっしゃるので、1グループ何人くらいの団体が多いのか傾向を確かめることも出来ます。またカラオケ喫茶は横の繋がりが大切とされています。他のカラオケ喫茶では何を行っているのか足を運んでみましょう。それを元にワイワイと楽しく騒げるお店か、静かにゆっくり話せるお店か、団体客向け・個人客向けか、など決めるのも手です。ご不安な点があればお気軽にお問い合わせください。
ポイント3:お店独自のイベントで集客!
より早く地域に根付いたお店を目指すためには、開業前にお店のイベントも考えた方がいいでしょう。
<一例>
毎月○日 カラオケ発表会
毎週●曜日 △△先生による歌唱指導
○日が付く日 サービスデー
期間限定 チケットお纏め購入でおまけで数枚付いてくる
一例で挙げた歌唱指導は、地元で活躍している音楽の先生や歌手の方を呼んで行うものです。歌唱指導を受けるためにお店に足を運ぶお客様もいるので、開業したいエリアにはどんな方がいるのか予め調べてアプローチしておくのをオススメします。
カラオケ喫茶で新たな収入源を作る
既に飲食店などを営業されている方には、空いているスペースや時間を有効活用してカラオケ喫茶で新たな収入源を作ることが出来ます。
活用1:時間を有効活用し二毛作営業をする
夜帯の営業を既にしている方は、お昼の数時間だけカラオケ喫茶としてお店を活用すると夜帯とは違うお客様を獲得できます。昼は高齢者を中心にカラオケの趣味やお客様同士の交流を深める場として、夜は現役世代を中心にアルコールを提供し盛り上がる場所になれば、同じ空間でも昼と夜で異なる客層を取り込むことが出来るでしょう。また、昼に訪れる層がお酒を飲みに夜にもお店に来てくれる可能性もあります。そうなるとカラオケ喫茶は夜の本営業にも大きく貢献することでしょう。
活用2:場所を有効活用し負担なく収入源を増やす
最近では1つのお店で昼と夜でオーナーが異なっているところもあります。間貸しや時間貸しといったビジネスモデルです。自身がお店も行っていて、そのお店の貸主でもあれば営業時間外を他の方に提供して家賃収入を得ることができます。逆に間借りしてカラオケ喫茶を経営したい人にとっては、既にある程度の設備が整っているので初期費用が最小限で済み低コストで始められるメリットがあります。
カラオケ喫茶にオススメのカラオケ機能
カラオケ喫茶では、カラオケ機器の選び方がとても重要となります。機器選びのポイントをご紹介いたしますのでご参考にしてください。
<カラオケ喫茶でのカラオケ機器選びのポイント>
- 曲数
- 歌いやすさ
- アフターサービス
- その他使いやすい機能
曲数
カラオケを楽しむ場として往年の名曲はもちろん最新曲まで幅広い曲数が求められます。昔の曲や有名な曲があれば十分と思われがちですが、カラオケ喫茶のお客様層は普段テレビやラジオ、有線を聴いている方も多いので曲数は大事です。JOYSOUNDは曲数No.1なので歌いたい曲がないという事が少ない傾向にあります。また、「うたスキ ミュージックポスト」を使えば歌唱指導の先生の曲なども無料でカラオケ配信する事が出来ます。
歌いやすさ
お客様のほとんどがカラオケ好きですので、歌いやすさにもこだわりましょう。ハイレゾスピーカーやコンデンサーマイクなどJOYSOUNDは音にこだわった機器を提供しております。機器だけではなくカラオケの設置方法も大切、設置のプロがお店に合った最適な方法で取り付けます。
アフターサービス
カラオケはご導入頂いたらゴールではありません。JOYSOUNDはご導入後も安心してご利用いただけるサポートをご用意しております。カラオケ業者を選ぶポイントは「アフターサービス」が約56%となっており一番高くなっています。(※1)当社では定期的なメンテナンスや24時間365日無休での電話受付対応、地域密着ネットワークでお店を支えます。
その他使いやすい機能
お客様の機械操作が不安でも大丈夫です。JOYSOUNDのリモコン端末は画面が大きく予約も簡単。フリック1つで選曲できます。またモニターが遠くて見えづらくても安心ください、リモコン端末で歌詞を表示できるのでストレスなくカラオケを楽しめます。
その他カラオケ喫茶で必要な商材や販促品のご紹介も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください!
カラオケの導入形態
カラオケの導入には「レンタル(リース)」と「購入」の2種類があります。
カラオケのレンタル(リース)とは
カラオケのレンタルは、カラオケサービスを提供する会社から機器を借り受け、利用期間に応じて月額料金を支払います。通常、業務用カラオケをレンタルする場合、月額料金には機器のレンタル料・楽曲配信サービス・故障時のサポート費用などが含まれています。カラオケ導入を検討されている店舗様に関しては、費用やサポート体制の観点から、基本的にレンタルでの利用を推奨しています。
カラオケの購入とは
カラオケの購入は、カラオケ機器を一括ないしローンで所定の金額を支払い、支払いを完了するとご自身の店舗(個人)の資産として保有できます。カラオケ機器の購入は、長期利用した場合にレンタルよりもトータルコストを抑えられる可能性があるほか、返却義務がないといった特徴があります。
今回のまとめ
カラオケ喫茶とは?
カラオケ喫茶は、飲食店や喫茶店、カフェの営業形態にカラオケの要素が組み合わさったお店です。主に朝~夕方の日中の時間帯に営業しており、お客様はコーヒーや軽食などを楽しみつつ順番が来たら他のお客様の前で歌うのが一般的です。
■カラオケボックスとの違い
個室で楽しむカラオケボックスとは違い、カラオケ喫茶はカウンターやテーブル席があるオープンスペースが特徴です。また自分の歌声を披露する場としてカラオケ喫茶を利用している方もいます。
■ご利用者層
最もご利用が多い年代は60代~80代の男女です。地域コミュニティの場所としてカラオケ喫茶を利用するケースもあるので、お客様が常連化しやすく、また常連客からの口コミによって新規客が獲得しやすい業態となります。
■料金形態
カラオケ喫茶の料金形態はお店によって様々です。地域の特性やお客様層に併せて考えましょう。
- チャージ料/入場料
- カラオケ代
- 飲食代
お店に入る際に発生する料金です。チャージ料の中にドリンクや軽食、カラオケが含まれているお店もあります。
カラオケで歌唱する際に発生する料金です。回収方法はいくつかパターンがあります。
ドリンクや軽食などの料金です。チャージ料/入場料に含まれている飲食とは別に注文した際に発生します。
カラオケ喫茶を開業する際のポイント
カラオケ喫茶の開業において準備・検討するべきポイントがいくつかあります。
<カラオケ喫茶の開業のポイント>
- お店のコンセプトは明確に!
- お店のエリアや客層を意識!
- お店独自のイベントで集客!
- 活用1:時間を有効活用し二毛作営業をする
- 活用2:場所を有効活用し負担なく収入源を増やす
- 曲数
- 歌いやすさ
- アフターサービス
- その他使いやすい機能
※1カラオケ白書2023年度 酒場編カラオケ業者選定のポイント(n=842)
どんなお店にしたいか?どんな空間でお客様に楽しんでいただきたいか?を決めておくことは、お店づくりに非常に大切です。
一概に中年~高齢者と一括りにするのではなく年代や男女比率の情報収集をしてみましょう。
より早く地域に根付いたお店を目指すためには、開業前にお店のイベントも考えた方がいいでしょう。
カラオケ喫茶で新たな収入源を作る
既に飲食店などを営業されている方には、空いているスペースや時間を有効活用してカラオケ喫茶で新たな収入源を作ることが出来ます。
■活用方法
夜帯の営業を既にしている方は、お昼の数時間だけカラオケ喫茶としてお店を活用すると夜帯とは違うお客様を獲得できます。
自身がお店も行っていて、そのお店の貸主でもあれば営業時間外を他の方に提供して家賃収入を得ることができます。
カラオケ喫茶にオススメのカラオケ機能
カラオケ喫茶では、カラオケ機器の選び方がとても重要となります。機器選びのポイントをご紹介いたしますのでご参考にしてください。
<カラオケ喫茶の開業のポイント>
JOYSOUNDは曲数No.1なので歌いたい曲がないという事が少ない傾向にあります。また、「うたスキ ミュージックポスト」を使えば歌唱指導の先生の曲なども無料でカラオケ配信する事が出来ます。
機器だけではなくカラオケの設置方法も大切、設置のプロがお店に合った最適な方法で取り付けます。
JOYSOUNDはご導入後も安心してご利用いただけるサポートをご用意しております。
お客様の機械操作が不安でも大丈夫です。JOYSOUNDのリモコン端末は画面が大きく予約も簡単。フリック1つで選曲できます。またモニターが遠くて見えづらくても安心ください、リモコン端末で歌詞を表示できるのでストレスなくカラオケを楽しめます。
カラオケの導入形態
カラオケの導入には「レンタル(リース)」と「購入」の2種類があります。
■レンタル(リース)
カラオケのレンタルは、カラオケサービスを提供する会社から機器を借り受け、利用期間に応じて月額料金を支払います。
■購入
カラオケの購入は、カラオケ機器を一括ないしローンで所定の金額を支払い、支払いを完了するとご自身の店舗(個人)の資産として保有できます。
今回は再注目を集めているカラオケ喫茶・昼カラの魅力と開業のチェックポイントをご紹介いたしました。地元に愛される空間として親しまれているカラオケ喫茶では年配の方はもちろんのこと、若い方も足を運ぶ場になってきているようです。是非お店づくりの参考にしてみてください!
書いた人:山田
大学4年間をカラオケボックスのアルバイトに打ち込み、2016年にカラオケメーカーに入社。業務用カラオケの拡販や店舗サポートに携わり、カラオケ大会などのイベント企画も行う。