【導入事例】高校にカラオケを導入したら生徒が変わった! ~長崎玉成高等学校の挑戦~
「高校に業務用カラオケを導入した」と聞くと、少し意外に感じる方もいらっしゃるかもしれません。実際に長崎玉成高等学校のお話を伺う中で見えてきたのは、カラオケが単なる娯楽ではなく生徒同士の交流を生み、自己表現を後押しし学校の中に新しい広がりをつくっている姿でした。しかもその活用は校内だけにとどまらず、保護者や地域とのつながりにも広がっていました。「学校でのカラオケ活用には、こんな可能性があるのか」と感じさせられる事例です。
今回は、そんな長崎玉成高等学校の取り組みを副校長の和田先生・植木先生へのインタビューを通してご紹介します!
学校法人玉木学園 長崎玉成高等学校
〒850-0822 長崎県長崎市愛宕1丁目29番41号
副校長 和田先生、植木先生
学校紹介
- 学校の概要と特徴について教えてください。
- 先生:長崎玉成高等学校は創設者玉木リツ先生が唱えた建学の精神「実学尊重」と教育の理念となる「共育(きょういく)」に基づいた一人ひとりの個性を大切にした教育を行っています。来年度は学園創立135周年を迎えます。普通科共育コース・調理科・医療福祉科・衛生看護科合わせて4つの特色ある学科を設置しており、令和9年度には長崎市内初となる動物系コース「どうぶつ愛育コース」を普通科内に開設予定です。
授業だけでなく学校行事や部活動などを通して生徒が主体的に挑戦し、自分らしく成長できる環境づくりを大切にしています。
なぜ高校に業務用カラオケを?
- 業務用カラオケを導入されたきっかけは何だったのでしょうか?
- 先生:「学校に楽しく通ってほしい」「学校生活をより充実したものにしてほしい」「カラオケを通じて生徒を成長させたい」という思いから導入を検討しました。文化祭や学校行事だけでなく放課後の交流の場として活用できること、さらには自己表現力を育てる教育的な効果も期待して、約1000人を収容できる大ホールでの導入を決めました。おそらく日本国内には他に例がないと思います。日本国内で例がないということはおそらく世界初かもしれません。
そこにあったのは「生徒にもっと学校生活を楽しんでほしい。自分を表現できる場をつくりたい。」というとてもまっすぐな思いです。カラオケという選択肢は一見意外に映りますが、お話を伺ううちにその印象は変わっていきました。なぜなら長崎玉成高等学校では業務用カラオケを歌うための設備として置いたのではなく、生徒同士がつながり、新しい一歩を踏み出すきっかけとして活かしていたからです。
歌うことには人を自然に近づける力があります。人前に立つことが自信につながることもあれば、誰かを応援する時間が関係づくりにつながることもあります。学校という場所で考えると、その意味は思っている以上に大きいのかもしれません。また学校側のお話では校内にある大ホールをもっと生徒のために活かせないか、という考えもあったそうです。設備を入れること自体が目的ではなく、その場所でどんな時間が生まれるかを見ていたところにも、この取り組みの魅力を感じました。
どんな場面で使われている?
- 現在はどのような場面で活用されていますか?
- 先生:放課後の日常的な利用のほかにも、医療福祉科が定期的に開催している高齢者サロンで地域の高齢者にも楽しんでいただいています。昨年度末には卒業を目前にした高校3年生がカラオケでお別れ会を行いました。また他県の学校が本校に来校して交流会を行った時も、カラオケで一体感を味わうことができました。オープンスクールでも利用しており「学校にカラオケがあるなんてすごい!」という声も多く、生徒募集の面でも学校の特色の一つになっています。
よく使われている機能として挙がったのは採点機能です。友人同士で点数を競い合ったり、ランキングを楽しんだりしながら自然に場が盛り上がっていくそうです。「何点だった?」「次はもっといけるかも」といったやり取りが生まれ、それ自体が交流のきっかけになります。
また本人映像やライブ映像も人気で、歌っている時間がまるでコンサート会場のような雰囲気になると好評とのことです。歌う人だけでなく、その場にいるみんなで一緒に楽しめる空間になっているようです。楽曲はJ-POPやアニメソングが人気で、Mrs.GREEN APPLE・Official髭男dism・back number・YOASOBI・Adoなどがよく歌われ、「私の好きな曲があった!」と喜ぶ生徒の声もあったと伺いました。さらに先生方が昭和・平成の名曲を歌うこともあり、音楽を通して生徒と先生が自然に交わる時間があるのも、この取り組みの素敵なところだと思います。
導入で生まれた変化
- 導入後学校内で感じた変化があれば教えてください。
- 先生:みんなが気軽に歌えることが学校生活の大きな楽しみになっています。部活との掛け持ちも可能で、運動部の生徒も放課後にカラオケを歌うこともあります。そのため生徒同士の交流が活発になり、普段あまり話す機会のない生徒同士が自然に会話する姿が増えました。また歌うことが苦手だった生徒が自己主張に少しずつ挑戦するなど、自信や自己表現につながる場面も見られます。学校全体の雰囲気がさらに明るくなったと感じています。
印象的だったのはカラオケが単に歌いたい生徒のための場になっているわけではない、ということでした。生徒同士が自然に集まり、歌う人・見守る人・応援する人・場を回す人、それぞれに役割があって、それぞれに自分の居場所があったようです。歌が苦手でも「この場」に関われる。自分のペースで参加できる。それが多くの生徒を巻き込んでいった理由のひとつだと思います。
この取り組みの一環として保護者の集会でカラオケを披露した際には、驚きとともに好意的な反応があったと伺いました。子供の意外な一面を見て喜ばれた保護者の方もいたのではないでしょうか。
第1回長崎県U-18カラオケ選手権大会
活用の幅が広がる中で生まれたのが、昨年12月に開催された「第1回長崎県U-18カラオケ選手権大会」です。
- カラオケ大会実施の経緯と概要について教えてください。
- 先生:長崎県内各地では地域のカラオケ大会がとても人気です。そのためカラオケ導入の際には、ぜひとも18歳未満の大会を開こうと考えていました。TV局の取材も入り、たくさんの方達に長崎玉成高校にはカラオケ機器があることが知れ渡りました。 年齢を問わず多くの子供たちが参加し、観客も一緒に盛り上がるイベントとなりました。採点機能を活用して順位を決め、上位入賞者には景品を贈呈するなど大変盛況でした。
- カラオケ大会を実施してみて反応はいかがでしたか?
- 先生:想像以上に多くの方が県内各地から訪れ学校全体が一体感に包まれました。普段は目立たない生徒がステージで輝く姿も見られ、お互いを認め合う雰囲気が生まれました。参加者からは「また開催してほしい」という声も多く、学校行事として定着するとよいなと考えています。
約20名がエントリーし学校の中で歌うことを楽しむだけでなく「大会に出てみよう」と思う人がこれだけ集まったというのは、日常的にカラオケに親しんでいたからこそ「やってみよう」という一歩が生まれたのだと思います。
続く仕組みをつくったのは生徒たち自身
- 先生方の運営負担はありますか?
- 先生:特別な負担はほとんどありません。機器の準備や撤収を生徒が行えるようになったことや機器の操作がシンプルで、事前準備も少なく済むため先生方も安心して利用できます。ルールを決めて生徒が主体的に運営することで、先生方の負担軽減にもつながっています。
中心になっていたのは玉成カラオケオペレーションチーム(GKT)。部活動やクラブ活動とは異なり、有志による集いとして運営を担っているそうです。運営に関わる生徒は当初の9名から現在は約30名規模にまで広がっています。
運営ルールとして伺ったのは次のようなことです。- 事前準備
- 片付け
- 歌う順番の調整
- その場の流れづくり
学校活用でJOYSOUNDが選ばれる理由
理由1:豊富な楽曲ラインアップ
学校に関わるのは生徒だけではありません。先生、保護者、地域の高齢者といった世代も音楽の好みもかなり幅広くなります。JOYSOUNDは業界最多水準の楽曲数を誇るので、生徒はYOASOBIやAdoを歌い、先生方は平成の名曲を歌い、地域の方は昭和のヒットを歌う。そんな全員が主役になれる場が作れるのは楽曲の豊富さあってこそです。
理由2:誰でも使いやすい
JOYSOUNDはシンプルな見た目と直感的な操作感が特長です。歌いたい曲を探す、採点をオンにする、映像を切り替える。どれも迷わずたどり着けるので、カラオケに慣れていない人でもすぐに使い始められます。世代を問わず誰もが楽しめる空気をつくれるのが、JOYSOUNDの使いやすさの本質だと思います。
理由3:導入前後も相談しやすく安心のサポート体制
JOYSOUNDでは導入前の相談から導入後のサポートまで、継続して頼れる体制が整っています。24時間365日受付のコールセンターもございますので、もしものときも安心で長く使い続けられる土台になっています。
長崎玉成高校からのメッセージと学校での活用方法
- 同じような学校法人・教育機関におすすめするとしたら、どんな点を伝えたいですか?
- 先生:業務用カラオケは単なる娯楽ではなく、生徒同士の交流を深め、自己表現の機会を増やし、学校全体を明るくする教育ツールにもなります。文化祭や学校行事だけでなく、日常のコミュニケーションづくりにも役立ちます。学校の特色づくりや生徒満足度向上にもつながるため、多くの教育機関におすすめしたいと思います。カラオケを導入することで生徒同士や生徒と教師、地域と学校に新たな交流が生まれ、歌を通じて生徒は自信を持ち、学校はより明るくなります。カラオケは人を育てます。これこそ本校の教育目標である「共育」そのものです。
今回のインタビューを通して私は学校もまた人が集まり、空気が生まれ、関係性が育っていく場所だと改めて感じました。だからこそ業務用カラオケが学校と相性のよい設備であることは、決して特別な話ではないと感じています。もしこの事例を読んで「うちの学校でも、こんな活用ができるかもしれない」と思っていただけたならとても嬉しいです。
たとえばこんな使い方が考えられます。- 放課後の交流づくり
- オープンスクールでの活用
- 保護者向けイベントでの活用
- 地域交流の場づくり
- 生徒主体の企画運営
\お気軽にお問い合わせください/
まとめ
長崎玉成高等学校様ありがとうございました!今回の事例を通して見えてきたのは、業務用カラオケが単に歌を楽しむための設備ではなく、生徒同士の交流を生み、自己表現を後押しし、学校の中に新しいつながりを育てる存在になり得るということでした。さらにその活用は保護者や地域との接点にも広がり、学校の魅力づくりにもつながっています。ここがこの事例の大きな魅力だと思います。
最後に今回のポイントをあらためてまとめると次の通りです。
- 生徒同士の交流や自己表現のきっかけが生まれていた
- 採点機能や映像機能が盛り上がりや参加しやすさにつながっていた
- 生徒主体の運営が「場」を自然に育てていた
- 保護者や地域とのつながりにも広がっていた
- JOYSOUNDの豊富な楽曲ラインナップが学校活用と相性がよかった
学校での導入は特別な一部の事例だけの話ではありません。少しでも可能性を感じていただけたら、ぜひ気軽にご相談ください。学校ごとの環境や目的に合わせて、私たちも一緒に活用の形を考えていきます。