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2023.02.13

夜のお店の集客・宣伝方法とおすすめツールをご紹介!

夜のお店の集客・宣伝方法とおすすめツールをご紹介!

既にお店をはじめている方も、これからお店をはじめる方も必見!
今回は「夜のお店の集客方法と集客ツール」のご紹介です。

集客とは

「集客」とはお客様を集めることであり、さまざまな方法を用いて来店に結びつけることを指します。しかし、単にお客様を集めれば商品やサービスが自動的に売れるわけではありません。
お客様に来店していただき、「1杯でも多く飲んでもらう」「ボトルを空けてもらう」「ドリンクバックをもらう」ようになるには、ライバル店と自身のお店の違いや、商品・サービスにどんな魅力があるのかを知ってもらわなければなりません。
見込み客を惹きつけるための集客方法やツールの選定にこだわり、継続的な情報発信を通じてアプローチをしていくことが重要です。
また、集客の目的の1つは「固定客を増やす」ことなので、リピーターを増やす取り組みも進めてみましょう。


何度も繰り返し利用してもらうには、自店の商品やサービスを利用する理由をお客様に提示し、「また来たい」と思わせる施策に取り組むことが大切です。

集客力とは

「集客力」は自店にお客様を引き寄せる力のことを指します。
新商品情報の発信力が高ければ、新規顧客の獲得だけでなく、リピーターを得ることにもつながります。
常に新鮮な価値体験を提供することで、「買いに行かないと売り切れる」「あのお店は感じがいい」といった流れに結びつけられます。
 例:数量限定商品としてお店の1品料理や特別ドリンクなどを用意する
また、口コミで来店する人が増えてくると集客力が高まっている状態なので、継続的な集客を維持できるはずです。
消費者のニーズに沿った取り組みを続けることで、集客力を高めてみましょう。

集客力をアップさせるには体験価値の向上が重要

店舗経営においては、「良い商品やサービスを提供しているはずなのに、お客様がこない」といったケースがあります。品質面でライバル店よりも勝っているのに見込み客を奪われてしまうのは、お客様にとっての体験価値が低い点が原因としてあげられます。

<ポイント>

体験価値とは、お客様が商品やサービスを実際に使ってみたときに経験した満足感や感動のことです。
体験価値が高いと、情報サイトやGoogleビジネスプロフィールのレビューに高評価な内容が増えたり、SNSへの投稿が増えたり、友達にクチコミしてくれる可能性が高くなります。集客力をアップさせるには、体験価値の向上や最適化が不可欠です。

商品・サービスに対する好みは人それぞれなので、集客の段階できちんとターゲットを絞り、どのような価値提供を求められているのかを精査しましょう。

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集客方法・ツールを選ぶ際のポイント

集客方法や集客ツールは複数ありますが、自店にとって優先度の高いものから運用していくことが大切です。
優先度の高さは、下記のような観点で考えてみましょう。

  • お店の強みが伝わりやすい媒体・方法かどうか
  • お店の狙うターゲットが多く利用しているか
  • 値段と効果は見合っているのか
  • その方法でどのくらいの人数に情報を伝えることができるのか

それぞれの集客方法や各ツールの特徴を把握して、自店に合った取り組みは何かを突き詰めて捉え直していくことが重要です。
実際に新しい集客手段を取り入れる際には、店舗のイメージを低下させないために、運用体制に無理がないかも事前にチェックしておきましょう。

ここからは夜のお店の集客に着目し、お勧めの集客方法・ツールをご紹介します。

集客方法

集客方法は豊富な種類がありますが、効果的な集客に結びつけるにはそれぞれの特徴や違いを押さえることが欠かせません。
業種や目的によって向いている集客方法は異なってくるので、どのような点に注目すべきかを紹介します。

●看板

実店舗を構えるお店にとって、看板は必要不可欠な集客方法です。移動可能なスタンド看板(立て看板)はわずかなスペースに設置できるのがメリットです。
種類は豊富にあり、固定据え置き型のA型看板、蛍光灯やLEDが内蔵された電飾看板、布製のバナースタンドなどがあります。
デジタルサイネージと呼ばれる電子看板なら、情報の更新をリアルタイムで行えるので、時間帯によって表示パターンを簡単に変えられます。ディスプレイを用いることで発色性に優れており、音声が流せるタイプもあるため、通行人の関心を引きやすいのが特長です。
看板の設置に適しているのは、とにかく人通りの多いエリアです。繁華街や駅前など、多くの人が行き交う場所に設置してみましょう。
ただ、そうしたエリアは看板を設置するコストが高くなるため、費用対効果を見ながら検討してみてください。
※設置場所については、ビルや地域によっては路面に設置することができない場合があるので、近隣店舗の配置やビルオーナーなどに確認したほうがよいでしょう。


また以下の情報を看板に記載しておくと、お客様も来店しやすいでしょう。
 例:本日のおすすめメニュー、料金表、営業時間

●お店の紹介カード

周囲のお店との繋がりを活かし、自身のお店を紹介してもらうこともできますよ。
ご自身のお店が二次会利用としても使ってもらいたい場合、お店周辺の方とも仲良くなることで、次は「○○さんのお店に行ってみて」などご自身のお店に誘導してもらえると理想的ですね。
その際、お店の紹介カードなどを事前に用意しておき、「私のお店を紹介していただける際にお客様へ紹介カードをお渡しください」と伝えておくと、紹介するお店側もカードをお客様に渡すだけなので、紹介する際も非常にスムーズです。
もちろん、紹介してくれるお店にもメリットがあるよう、ご自身のお店に来てくれたお客様を、紹介してくれたお店に誘導してあげることも忘れずに。
お互いの店舗同士で集客に協力できる関係性が出来上がると、非常に心強いですね。

また、来店客に紹介カードを渡し、来店客の知人にお店を知らせてもらうことも可能です。
次回の知人様がそのカードを持ってきてくれたら「ドリンク1杯サービス」など、初来店を促すサービスもつけておくとより効果的ですよ。

●オウンドメディア

オウンドメディアとは、お店で管理しているメディアのことを指し、ホームページ・LP(ランディングページ)・ブログなどがあげられます。
お店側で運用を行うので継続的な取り組みが必要ですが、ユーザーに対して直接情報を発信できる点に大きな特徴があります。
また、TwitterやInstagramなどのSNSとの相性が良く、組み合わせて運用することで集客効果を高められます。
オウンドメディアを立ち上げることで、お店を知らない人(潜在顧客)→お店を知っている人(見込み客)→お店に来る人(顧客)→何度もお店に来る人(リピーター)へと長い時間をかけて育てていくことができます。
ターゲットとしては普段からWEBを利用する層ですが、認知してもらうには継続的に有益な情報を発信し続ける必要があります。
すぐに効果が感じづらいのがデメリットなので、無理なく継続できる仕組みを整えることが大切です。

<ポイント>

ホームページ・LP(ランディングページ)をご自身で用意することはお金も労力もかかり大変です。
その場合、夜のお店の情報サイトに登録することをおすすめします。ウェブサイト上に掲載する際に必要なお店の情報を用意するだけでご自身のお店を紹介することができますよ。

⇒ 「全日本スナックナビ」を見る

集客ツール

Webを通じた集客ツールとして、SNS・YouTube・Google ビジネス プロフィールなどがあげられます。
取り扱っている商品やサービスによって、テキスト・写真・動画のどれをメインに情報発信をするのが効果的なのかは違ってきます。
ここではそれぞれの集客ツールが持つ特徴と機能、集客につなげる運用方法について紹介します。

●SNS

SNSはお店が一方的に情報発信を行うだけでなく、発信側と見ている側お互いにコミュニケーションを取れるのが特徴です。
主なSNSとして、Facebook・Instagram・Twitter・LINEなどがあげられます。どのように集客につなげていくのかを解説します。

・Facebook
Facebook(フェイスブック)は国内でのユーザーが全年代利用率32.6%で、3人に1人程の割合で利用されているSNSです。(※1)
個人アカウントとは別で、企業用には「Facebookページ」が用意されています。企業名や商品名での登録が可能で、ユーザーに対してキャンペーン情報や商品情報を直接伝えられます。
また、新規顧客を獲得するツールとして向いており、実名登録のユーザーが多いので精度の高い顧客情報を集める手段として使えます。

・Instagram
Instagram(インスタグラム)は全年代利用率が48.5%(※1)となっており、ユーザー数は増加傾向にあります。
Instagramの大きな特徴は写真投稿に強みを持つSNSであり、ユーザーはハッシュタグ検索によって興味のある情報を収集します。
お店側が一方的に発信する情報ではなく、リアルな情報(実際にお店を体験した人の意見)を得たいという検索行動の変化からInstagramを利用するユーザーが増えています。
気に入った写真や動画を閲覧することで、「お店に行ってみたい」「このサービスを体験してみたい」といった行動につなげていける点がInstagramにおけるメリットです。

例のような内容を投稿すると、どんなお店なのかが一目でわかり、見ている人も安心してお店に行くことができます。
 例:お店に出勤しているスタッフの写真、本日のおすすめメニュー、店内の内装、料金表など

Instagramが集客ツールとしておすすめなのは、位置情報(ジオタグ)付きで投稿できる点です。
写真と撮影場所が表示される仕組みで、同じ位置情報を付けた人や検索をしてくれた人が投稿を見てくれる可能性が高まります。
また、ビジネスアカウントに切り替えれば、店舗の位置情報や連絡先の登録ができるため、ユーザーとスムーズにコンタクトを取りやすくなります。

⇒ 「Instagramを活用した集客とお店の活用事例をご紹介!」の記事を見る

・Twitter
Twitter(ツイッター)は全年代利用率が46.2%(※1)であり、日本でも多く利用されています。
ユーザーは匿名で投稿できるので、企業の商品やサービスについて本音をツイートしやすく、お客様がどのように感じたかがわかります。そのため、ご自身のお店の改善に役立てられます。
Twitterで集客に結びつけるには、ハッシュタグの活用や動画投稿が効果的です。
ハッシュタグを付けておけば、ユーザーが気になったキーワードで検索したときに、関連する投稿として表示されやすくなります。
そして、テキストが中心のツイートではタイムラインで埋もれてしまいがちなため、写真画像や動きのある動画を投稿することで見てもらいやすくなりますよ。

また、ユーザーの投稿を積極的にリツイートすることで交流を図ってみましょう。
ただ、TwitterはSNSのなかでも炎上リスクが高めであるので、運用にあたってはきちんと方針を決めて取り組む必要があります。

⇒ 「Twitterを活用した集客と夜のお店の活用事例をご紹介!」の記事を見る

・LINE
LINE(ライン)は全年代利用率が92.5%(※1)であり、日本において非常に多くの人が利用しています。
企業がユーザーに対してダイレクトに情報を発信できるLINE公式アカウントが用意されており、アカウント開設などの初期費用はかかりません。
LINEは友だち登録をしてくれたユーザーに対して情報発信することに強みを持っているので、リピーターの獲得に適しています。
既存顧客と緊密なコミュニケーションを図ることで、再び来店してもらったり再購入してもらったりする流れを作れます。

LINE公式アカウントには、メッセージ機能やショップカード機能などさまざまな機能が備わっているので、目的に合わせて運用していくことが大切です。

●YouTube

YouTube(ユーチューブ)はGoogleが提供している動画共有サービスであり、全年代利用率は87.9%(※1)で、文字情報や写真だけでは伝えきれない魅力を動画で伝えられます。

YouTubeアカウントの開設や利用については無料で行えます。
動画コンテンツの準備には時間と労力がかかりますが、有料で動画制作を行ってくれるサービスもありますので、うまく活用するといいでしょう。
例えば、お店やおすすめ商品の紹介動画などであれば、どんなお店でどんな雰囲気のスタッフがいるのか、などが視聴者にも伝わりやすいです。お客様は事前にその動画を見ておけば「お店の中がわからなくて不安」といった入店までのハードルを大きく下げることができます。

通信環境が5Gへと移行している環境において、スマホで動画を楽しむユーザーがますます増えるはずです。
動画コンテンツは視覚に訴えかける力が優れているため、ユーザーにとって有益な情報を配信すれば、集客効果を高められます。

●Google ビジネス プロフィール(旧:Googleマイビジネス)

Google ビジネス プロフィールは、GoogleマップやGoogleの検索エンジンを利用するユーザーに対して、店舗・企業情報(住所・電話番号・営業時間など)を伝えられるサービスです。
無料で使える集客ツールであり、ユーザーから口コミを投稿してもらえたり、キャンペーン情報・新商品情報などをアピールできたりします。
登録できるお店の種類に制限はなく、飲食店や小売店など幅広い業種が登録をしています。
位置情報や場所+キーワードの組み合わせでユーザーは検索できるので、知名度の低いお店ほど集客ツールとして活用できます。

今回のまとめ

夜のお店の集客方法には様々な方法があります。

<集客のポイント>

●見込み客を惹きつけるための集客方法やツールの選定にこだわり、継続的な情報発信を通じてアプローチをしていくことが重要です。
●集客の目的の1つは「固定客の客数を増やす」ことなので、リピーターを増やす取り組みも進めてみましょう。
●集客力をアップさせるには、お客様が商品やサービスを実際に使ってみたときに経験した満足感や感動=「体験価値」の向上が重要です。

<集客方法・ツールを選ぶ際のポイント>

お店にとって優先度の高いものから運用していくことが大切です。

●お店の強みが伝わりやすい媒体・方法かどうか
●お店の狙うターゲットが多く利用しているか
●値段と効果は見合っているのか
●その方法でどのくらいの人数に情報を伝えることができるのか

<集客方法>

 ・看板
 ・お店の紹介カード
 ・オウンドメディア

<集客ツール>

 ・SNS(Facebook・Instagram・Twitter・LINE)
 ・YouTube
 ・Google ビジネス プロフィール(旧:Googleマイビジネス)

今回は夜のお店の集客方法・集客ツールの活用をご紹介しました。
比較的すぐに手を出しやすい方法をご紹介していますが、何よりも「継続が大切」です。
すぐに結果が出なくても、地道に継続して発信・投稿をしてみてくださいね。
是非ご自身のお店に最適な集客方法を見つけて、たくさんのお客さんに来店していただけるようにしましょう!

※1 参照元:
「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(総務省情報通信政策研究所)より

・「Facebook」、「Instagram」は、Facebook,Inc.の商標または登録商標です。
・「Twitter」、「Tweet(ツイ-ト)」、「Twitterロゴ」は、Twitter,Inc.またはその関連会社の登録商標です。
・「LINE」は、LINE株式会社の商標または登録商標です。
・「YouTube」「Google ビジネス プロフィール」 は、Google LLCの商標または登録商標です。

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書いた人:ナイト店舗開業支援事務局

こうご:主に記事・イラスト担当。20代に夜の飲食店の楽しさを知り、ディープな世界観に魅了される。
荒木・原:ナイト市場のカラオケ提案を最前線で行い、カラオケナイト市場のいろはを知り尽くした猛者達。その経験・知恵を記事に落とし込み、生きた記事を生み出せる源になっている。

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